定年したら・・・
日本の飲み屋は総じて若い人の行くところです。
私もときどき行きますが、もうこの年になると、左党であるにもかかわらず、どうもなじめないものです。
入った途端に疎外され、出るまで疎外されています。
雰囲気になじめず、隅っこで一人、黙々と飲んでいるだけで、全然面白くありません。
わたしの行くところではないようです。
「知命の齢」ともなれば、男はもうそろそろ覚悟した方がいいですね。
定年になると、だいたい一週間ぐらいは奥さんも大事にしてくれます。
「ごくろうさんでした」と、晩酌に一本つけてサービスもいいものです。
2週間、3週間となると、だんだん待遇が悪くなります。
1カ月もサービスの続く奥さんはまずいません。
それだけでなく、邪魔者にされ始めます。
図体の大きいのが朝から晩までごろごろしていて、目について仕方がありません。
すでに「粗大ゴミ」といわれています。
それでは、と外へ出てみても行くところがないのです。