「ラク」をするためにお金を使う
数年前、九州でその年の夏にダントツで伸びた商売が墓の掃除だったと聞いて、驚いたことがあります。
田舎に墓があるが掃除に帰れないので、つい人に頼むということになってしまう人も多いでしょう。
兄弟などがいる場合はまだしも、知人に頼んだりすると非常に気をつかうものです。
そこで墓の掃除を代行する商売ができたわけです。
これが爆発的に伸びました。
いわゆる便利屋さんや弁当屋さんも同様です。
これらを「安楽サービス」といっているわけですが、こういうものはいくら伸びてもモノの消費量は伸びず、ただサービスが移転するだけです。
それが事業化されてきているのです。
また、高齢者向けのサービスへの需要が急増するはずです。
だいたい、日本には老人の行くところがありません。
ヨーロッパでは、例えば公園などは、どちらかというと高齢者がゆっくり暇を楽しむところです。
若いカップルも来ますが、だいたいぐるっと回って出て行ってしまいます。